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戦後物資の少ない中で「質より量」の時代を迎え、全国平均に行き渡るように、住宅メーカーは大量生産によって住宅を供給してきました。その後日本も豊かになり、先進国の仲間入りを果たしましたが、「質より量」の弊害は衣食住を問わず至るところに出てきており、こうした風潮が日本の建築文化の歴史までも変えてしまったのではないでしょうか。
そもそも日本の建築文化は世界的にも類を見ないほど大変質の高い技術によって支えら れてきました。家は「高温多湿で四季があり、地震も多い」という日本特有の風土の中で、住む人の健康と安全を守ってきました。
日本を代表する建築物で皆さん良くご存知の法隆寺がありますが1年を通して湿度が高く、気温の高いという大変厳しい条件の中で、1300年もの長い間、今もなお美しい姿を見せているのは木造建築の神秘的なまでの強さを感じさせます。
高温多湿という厳しい環境の中で木は育ち、切り倒されてから職人の手によって建物に 生まれ変わります、その生命力を厳しい自然の中で現代にまで残した棟梁、職人は、自然に逆らうことなく木の性質を知り尽くし、建築物として築き上げてきました。その技術は、現在「省エネ断熱」という大変難しい課題に取り組んでいる住宅産業界にとっては、これ以上無いお手本ではないでしょうか。
そして今、日本古来の技術を応用し、自然に逆らうことなく、自然の持っている力をうまく取り込んだ住宅が話題になっています、最近ではNHKやその他マスメディアで紹介され大反響を呼んでいるものがこれから説明させて頂く通気断熱工法WB工法です。
それでは今から、現代の住宅の問題点と解決方法を探っていきましょう。 |
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