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福岡県久保さんの完成見学会の巻

5がつ12にち はれ 今日は、ジョンとお母さんととても広くてきれいなお家に行きました。
ろうかがピカピカだったので、スライディングしようとしたらお母さんにおこられました。
2階には大きなせんぷうきが回っていて、かっこ良かったし、何か、家全体の空気が
グルグル回っているような気分だったし、風船を飛ばすと、それが家中をさんぽしていたよ。
家の中はとてもすずしかったのに、外に出るとジョンがばてていました。
ごめんね、ジョン。
初夏を迎えようとしている完成見学会の今日はとても天気がよくて蒸し暑く、汗ばむほどの陽気でした。2月の上棟式から3ヶ月経って、ついにこの家も完成です。完成見学会が行われるというのでケンタと一緒に出掛けることにしました。
玄関写真

玄関に入った瞬間にヒヤ〜とした冷たい空気を感じました。鍾乳洞の入り口にたどり着いたような心地よい風が肌に染み渡ってきました。
玄関ホールは2階まで吹き抜けの開放感溢れる空間で、完成を祝って生けられた花々もほどよい湿度と温度の中でイキイキと花を開いるようでした。
驚いたのは外気温は約29℃ありましたが、室内はクーラーをつけずに24℃でした。締め切った室内でこんなに「爽快さ」を感じられるなんて不思議としか考えられません。
これがWB工法の力なのだそうです。

「省エネ君ヨドマーズ」写真

最初に通された部屋は、20畳はありそうな広いLDK。私があこがれていた出窓があったり、色のいいカーテンがかかっていたり、落ち着いた雰囲気の中にもセンスのよさをうかがえるトータルコーディネートされた部屋に出来上がっていました。
天井には空気を循環させる「省エネ君 ヨドマーズ」という装置が付いていました。一見、色や形からエアコンかと思いました。
このヨドマーズは床に溜まる冷たい乾燥した空気、天井付近に溜まる湿度のある暖かい空気を循環させて室内の温度差をなくす役割を果たすそうです。
これで「クーラー病」といわれるような「冷えすぎ」を避けられるとのことでした。

床下収納写真

快適さの秘密はそれだけではありませんでした。
この家の屋根や床下など各所で熱感知式自動開閉装置によって常に空気を流れるようにしているのだそうです。
床下を見せてもらいました。温度計を見ると床下は17℃しかありませんでした。空気が冷たくワインセラーに入ったような感じがしました。

空気の流れの実験の写真

続いて、実験として、係りの方が白い煙の入ったスポイトを用意して、壁下に取り付けてある穴にゆっくりと吹きかけました。
すると白い煙が室内の方へ流れてきました。
先ほどの床下の涼しい空気を室内に取り込んでいるのです。
しかし、いつもこのような空気の流れではないそうです。
同じ時間帯でも太陽の位置、温度、湿度、風向きで空気の流れ方は様々に変化しているとのことでした。
また常に空気が対流していますので、空気がよどむ事がなく、いつも新鮮な空気を吸えるということなのです。
「今マスコミなどで問題になっているシックハウス症候群の原因といわれているホルムアルデヒドやトルエンなどの化学物質が家の中にこもることもありません。」と係りの方が言われるようにこの家は新築なのにあの新築独特のニオイがしませんでした。

和室写真
次に案内されたのがシンプルですが心が落ち着く和室です。壁にはすべて透湿性のある和紙ベースの素材を使ってありました。だから壁もすべて呼吸しています。そして木材が快適な湿度に調整してくれます。
押し入れの中には無垢の木が綺麗に貼られていました。押入れの中というと普通は薄っぺらい合板が貼ってあるだけですがここは一味違いました。布団等を収納したりするので合板などでは通気性、透湿性がないためどうしても押入れの中に湿気がたまってしまいがちになってしまうそうです。「この無垢材は湿度を吸排出してくれ、中に湿気がこもらない役割を果たしている。」とのことでした。
洗面所写真
次に案内された部屋は洗面所でした。さっき見せてもらった押し入れの中と同じ無垢の木が壁に貼られていました。さわやかなログハウスのようでした。
ここは、他の部屋よりも比較的湿気が多い空間なのでサウナなどで使用されている透湿で防水効果のある無色透明のワックスのようなものを無垢の木に塗ってあるそうです。
見ただけでは気づかないお施主さまへの気配りもあるのです。
階段の頭上にはシーリングファンと呼ばれるレストランなどによくつけてある羽の着いたファンが廻っていました。これも空気の対流を起こすためにあるそうです。夏は冷たい空気を吸い上げて、冬は逆回転させて暖かい空気を下降させるそうです。
  建築中、大工さんも「暑くなく作業しやすい」と言われていました。「このWB工法独特の部材を使用する為、建築費はほんの少し割高にはなるのですが長い目でみるととてもお徳だと私も思います。でも本当にいい物ですから多くの方々に知って頂きたいですし、住宅を提供する側としてせっかく縁あるお客様には快適に、健康な生活を送って頂きたいと心から思うのです。」と、今日の係りの方はいつもにも増して熱意を持って説明していただきました。
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