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この企画は工務店の「棟梁」にスポットをあて、今、貴重な存在となりつつある「職人」を紹介していきます。 トーリョー登場!
トーリョー登場
  いいものを安く
奥山建設社長 奥山明様
第二回目のご紹介は奥山明様です。奥山様は長崎県島原市の工務店である奥山建設の社長さんでもあります。

棟梁は現在38歳と若くて性格が明るい社長さんです。今回、取材させていただいた現場は島原から高速道路を使っても2時間以上かかる佐賀県の東背振という町でした。
過去に家を建てられたお客様からのご紹介ということで職人の方は現場にプレハブの臨時事務所を構え、そこで寝泊まりをされていました。

お客様からの紹介で他県に足を延ばすことはよくあるとのことでした。そこまでしてもお客様に「奥山建設で建てたい。」と思わせる魅力は、いったいどんなことなのでしょうか?
棟梁にその秘密を伺いました。

第一に材料。
現地買い付けを行い棟梁の目で見抜いた木材を直接買ってこられるとのこと。
建設現場を見せていただきましたが、構造材といわれる柱などには、最近の住宅に比べて大きくて質の良い無垢の木材が使われていました。

第二に仕事の幅。
奥山建設様では家の解体、基礎工事から外溝工事に至るまで全部、自分のところでこなしてしまいます。
他の企業では家造りまでのいろんな作業を外注していることが多いようです。
「企業としては流行りの形ではないかもしれないけれど、コストを抑えるためにはこの方法がいいから。」と話される棟梁。
これには幅広い技術を持った職人さんと建設機械を持っていなければできません。

そして第三に品質と信頼。
建てた施主様が満足していただけているからこそ、紹介をいただける。だから、無理に営業をする必要がない。その分を価格としてお客様に還元できるのです。
価格は外壁からカーテン、照明器具に至るまでを含んだ価格で提示しているという奥山建設様。確かにチラシでは安くても、いざ作り始めると別途料金だ、追加工事費だと金額が増えていく業者もあるようです。
金額的にも安心して任せられる奥山建設様だからこそ、施主様は知人を紹介したくなるのでしょう。

棟梁は家が完成した時に「値段の割りにいいでしょ。」と声を掛けられるそうです。
「お金さえ出せば、いい家はいくらでもできる。でも現実的に限られた中で、お客様が満足していただけるものを目指したい。」と言われました。

冗談を交えながら話をされる棟梁でした。その性格の明るさと「いいものを安く。」そんな当たり前に使われている言葉を、真剣に考えられているひた向きさを感じたものでした。

匠の技、至高の友
墨壷
▲墨壷

朱壷
▲朱壷

墨さし
▲墨さし


今回は大工さんの定番アイテム「墨壷」です。

墨壷とは木材に線を引くための道具です。墨をつけた紐を木材の端から端までピンと張って指で紐をはじくと木材に黒い真直ぐな線を描くことができます。
単純な直線から、曲線まで線を引くことができるそうです。
この墨壷の歴史は古く、古代エジプトの時代からあったと言われています。
日本で最も古い墨壷は正倉院で確認されています。
現代では紐の巻き戻しが電動の墨壷もあります。

墨壷に似たもので朱壷というものもあります。これは赤い線を引くことができます。これは墨跡を残したくない木材に線を引くときに使います。

墨壷とセットで墨さしと呼ばれるものがあります。墨で木材に印をつける道具です。ヘラのような形をしている先端が細かく薄く切り込みが入っていて、そこに墨をつけて筆のようにして使います。
この墨さしは大工さんの手作りであることが多く、墨さしを見れば大工の腕がわかるとも言われています。

墨壷とは材料を切り出すために使う道具ですから、家造りの最初の1歩目を飾る道具とも言えます。
ピンと張った紐が木材に墨うちされた時から一本の木は、柱として、家具としての変化を始めるのです。

作品集
丘に建つ家
 
床の間
 
腰板
 
丘に立つ家です。この家を支えている支柱も奥山建設様で施工されたものです。  
 
       
  落ちついた色のブロックを不規則に組み合わせて格式高い洋館のような外観を実現。
 
       
立派な床の間です。この床柱、窓の透かしも奥山建設様での手造りの作品です  
 
       
  四方に貼られた木は、腰板と呼ばれるものです。落ちついた雰囲気を演出します。
 
       
檜風呂です。これも手造り。2層に分かれているので温度の違う風呂を一度に楽しめます。  
 
       
  2階の吹き抜けです。三つの窓とそれぞれ上部にはステンドグラスを使用しています。
 
       
 
ロッジ風の外観
 
檜風呂
 
吹きぬけ

 

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