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第3回目のご紹介は山下栄二様です。山下様は福岡県古賀市の樺キ崎材木店の腕のいい大工さん達の棟梁頭です。
棟梁は福岡県浮羽郡出身の現在40歳代で、大工の道に入られて5〜6年修行され、ちょうど腕が磨かれた頃に「長崎材木店」様に入社、以来20年以上家づくりに携わられているそうです。福岡都市圏内を中心に年間3〜4棟のペースで建てられています。
「長崎材木店」様自体は、明治30年(西暦1898年)の創業以来、住宅関連業務一筋に1世紀もの時を越えて、信用を培われてきています。激動の世の中を生き残ってこられた理由は、地域に密着した営業展開をされていることが一番だそうです。地域に密着した企業だからこそ、地域の気候風土や生活習慣、特性など熟知したキメ細かな気配りのある家を提供されています。また独自の資材調達システムを持ち適正価格での提供も魅力の一つだと思います。
今回の現場は、WB工法+松下電工様のテクノストラクチャーをミックスした業界始まって以来の試みにチャレンジされています。「本当にいいもの、新しいものを積極的に取り入れる」ことは、会社の方針であり棟梁のモットーとされていることでもあるそうです。今回、この初の試みは、まさにいいとこ取り。WB工法の特徴である「自然な空気の流れを生かした通気断熱」や「人にも家にも優しい健康・省エネ住宅」と松下電工テクノの特徴である「強靭な構造躯体」や「コンピュータによる信頼の構造計算システム」の融合なのです。既存のノウハウを活かしつつ、新しい分野にもチャレンジされる柔和さが棟梁の造られる家の魅力ではないでしょうか。
住宅の内観や外観など見える部分はもちろん美しく仕上げます。しかし壁の中などの隠れてしまう部分に山下棟梁のこだわりが見られます。「見えなくなってしまう部分だからこそ、力を入れて作りたい」と棟梁はやさしい口調の中にも力強く語られました。完成してしまえば壁の中など見えなくなるけど、自分の造った家は永く愛されて欲しいとの思いの強い棟梁。「手がかかる」「暇がかかる」けど自信を持って施主様にお渡ししたいとおっしゃられていました。
「大工」という仕事をされていて嬉しいと思われる瞬間は、やっぱり施主様から褒めて頂いたり、感謝の言葉をかけられた時だそうです。「誰でも感謝されると嬉しいものでしょ」と少し照れながらおっしゃられていました。棟梁の持つ匠の技は言うまでもなく、誰にでも好かれるお人柄のなせる技ではないでしょうか。
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